ツツガムシ病の

ツツガムシ病の年間平均は、773人となっています。
おそらくこの10倍以上の患者がいると推定されており、
患者の最小年齢は生後6ヶ月児だったそうです。届けの
多い県は秋田、福島、群馬、千葉、東京、神奈川、岐阜、
宮崎、鹿児島などで届出がないのは北海道、滋賀、大阪、
沖縄です。その後、一九九一年には937人。一九九二
年には704人の届出がありました。明治時代に研究が
行われた新潟、山形、秋田.県では、医師の関心も高いた
め届出数が多いようです。二〇〇四年の届出数は、秋田
.県では49人、その他の県から754人でした。大雑把
に言えば、明治時代に発見されたツツガムシ病は夏、戦
後に発見されたツツガムシ病は秋から春に発生します。
これはツツガムシの卵が孵化し、幼虫が活動するのに適
した温度だからです。現在はツツガムシ病は昔ほど地域
差がありません。新幹線、航空機、自動車など人と貨物
の移動の他に、ハイキング、山登りでツツガムシも移動
しているようです。